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管理会計という武器を得るメリット

会計士のkatsuki(katsuki_jp)です。

最近会った人何人かに簡単な管理会計の話をしてみたのですが、意外と初歩的なことから学んでいないということに気づきました。

管理会計ってなに?という方のために説明すると、簿記(財務会計)のように株主や債権者などに対して報告することを目的としたものではなく、業績の測定、予算、経営戦略の策定など、経営管理目的で行われる会計のことです。

簡単に言うと、会社の倒産のリスクを分析したり、会社の成長性や業績の良し悪し等、さまざまな角度から分析することです。

株式投資をしている方はPER(株価収益率)、ROE(投下資本利益率)等よく目にすると思いますが、このような指標も立派な管理会計です。

大企業になると複雑な分析を実施している場合もありますが、専門家でも無い限りそれほど難しい分析を理解する必要はありません。

管理会計は専門家や経営者でなくとも知っておくべき知識であり、知ることで非常に大きな武器となり日々の生活にも大きく役立ちます。

今回は管理会計を学ぶとどんなメリットが得られるのか見ていきましょう!

経営の指針

もしみなさんが会社の経営者となり会社を順調に成長させようとする場合、まず何をしますか?

ただひたすらに営業することも一つですが、いろんな課題に直面します。

事業を営むための予算は? 商品の価格はいくらにする?

目標設定(利益目標等)は? 扱う商品の種類は?などなど

指針になるようなものがなく経営を進めようとすることは大変危険です。

管理会計はこのような予算管理、価格決定、利益目標の指針となり経営を導いてくれます。

どのような商品をいくつ生産して、いくらで売るのかなど、経営判断の基準になります。

そのため日々さまざまな企業で管理会計が導入され、管理会計が経営を正しい方向に導いてくれているのです。

投資判断

投資と管理会計は投資対象を評価するという意味で切っても切れない関係にありますが、投資と聞くと怪しい、危険という言葉が脳裏をよぎる方も多いでしょう。

確かに、知識の無い投資は危険です!これは間違いありません。

不動産投資、株式投資等で自身で判断せずに誰かに勧められて購入した場合、大体失敗している印象を受けます。

こういう人は今話題の利回り80%の投資に引っかかってしまうかもしれませんので気をつけましょう。いい話には裏があります。

投資は毎回勝つことはできませんし、最初は勉強代と思ってある程度の損失を被る覚悟は必要です。

ただ、投資を勉強せずに貯金を続けることほど愚かなことはありません。

例えば、あなたは30歳で定期預金(利率0.1%)に1,000万円を30年間入れたとしましょう。そして、30年後定年を迎えました、さて定期預金はいくらになっているのでしょうか。

答えは、10,304,391円です。

30年でたったの30万円です。

これを仮に配当利回り2%(日経平均の配当利回り)で30年間運用したとしましょう。さていくらになっているのでしょうか。

答えは、18,113,616円です。その差780万円!!

投資の知識を身につけることで、これだけの利益を出すことも可能なのです。

管理会計を知らずに投資をしないということは、利益を得る機会を逃している可能性があります。

管理会計は経営者だけでなく、株式投資を始めとした投資の指針になり生活を豊かにしてくれる道具にもなります。

投資は必ず利益が出るわけではなく、元本割れのリスクもあります。

企業の安全性・収益性・成長性

みなさんは、倒産しそうな会社に就職・転職したいですか?

経営者だとして倒産リスク(売上が回収できない可能性)が高い得意先と取引したいですか?

どちらも答えはNoだと思います。私も同じです。

逆に収益性が高く、成長性のある会社に転職したい方が多いでしょうし、倒産リスクが極めて低い得意先と取引したい会社が多いでしょう。

これらのリスクは管理会計を用いることで比較的容易に見極めることができ、沈みかけの船(会社)に転職するリスクや売上が回収できなくなる可能性を低くすることが可能です。

最後に

このように、管理会計を用いることで企業に関わるさまざまな角度での分析ができます。

管理会計は経営の指針、投資判断の基準、倒産リスク評価など多くの場面で武器となり威力を発揮してくれます。

これから、管理会計について掘り下げたブログを書いていこうと思いますので、一緒に勉強していきましょう!!

では

katsuki(katsuki_jp)